第29回宮古島100kmワイドーマラソン大会
今年もやって来た!新春の苦行100kmワイドーマラソン
今回で6年連続の出場になる
目標は9時間切りだ!つまりサブ9!!
ただし達成できる確率は10~20%だろうと考えていた
50kmまで様子をみて行けそうなら狙いに行く作戦だ!
早朝5時にスタートの号砲がなる
設定ペースはキロ5分~5分20秒だ
真っ暗の中、まずは来間大橋を少し走り折り返し
ここから北上を続け伊良部島を目指す
街に入る辺りでちょうど10kmになる
時計に目をやると、52分
いい感じだ
やがて伊良部大橋に到着した
いつもは風が強い橋の上も今日は穏やかだ
長い長い橋を淡々と進む
トップの選手が橋を渡り折り返してきた
同じ生物とは思えない速さで駆け抜けていく。。。
伊良部島に着いた後、すぐに折り返しまた橋を渡る
橋の中腹辺りで20km
設定ペース通りにきている
疲れももちろんない!絶好調だ!
いつもはスタートからゴールまで家族が車で追いかけながら応援してくれるが、
今回は娘の学校の行事と重なった為、行きの伊良部大橋での応援後、次に会うのは東平安名崎になる
応援がないと結果が出ないと思われるのも情けないので
絶対に負けれないと密かに思っていた
宮古島に戻りここからは池間島までひたすら北上する
気持ちのいいペースで距離を刻んでいく
30km地点を通過
少し疲れを感じるが、誤差の範囲内だ
つまり気のせい
今年こそは宮古勢1位を是非とも勝ち取りたい
最大のライバルは昨年宮古勢1位の保良の宿屋のオヤジMと
抜群の安定感レジェンドKさんだ
Mとは100kmは2勝3敗で負け越しており
毎年負けた方がパフェを奢るという健全な賭けをしている
レジェンドKさんに至っては1度も勝てていない。。。今年こそは!
トップの選手がぶっちぎりで池間島を折り返してやってきた
意味不明なスピードで駆けて行く。。。
池間大橋に近づくにつれ、上位の選手が橋を折り返してやってくる
毎年出ている特徴的な選手は覚えている
最初は全く歯が立たなかったが、今では同じレベルで走れていることが嬉しくなる
自分の1年間の成長がよく分かるのがこのポイントになる
池間大橋を走りながら前を行くMを探す
ん?あれか?その差700~800mくらい
やっぱりそうだ!
すれ違いざま顔を見合わせる
明らかにいつもと違う表情で余裕がなさそうだ
やはり痛めている足がきついのか?
それに思ったより差があいてないので驚いているようにも感じられた
池間島に到着後すぐに折り返し、しばらく進むとフルマラソンの距離になる
今年も安定のフルの自己ベスト更新だ
橋を渡り切った所で、Kさんがいた
その差3kmってとこか
何とかこの差を維持したい
46.5km地点のレストステーションについた
長居は無用なので、預け荷物から補給のジェルを取り出し
ポケットにしまい先を急ぐ
気温も高くなり内臓もダメージが蓄積してきた
毎回前半の50kmは準備運動だと公言してきているが、もちろんそれなりにきつい
ただ後半の苦しさに比べると前半の苦しみは記憶にないくらいの差はある
吐き気を伴いながら50kmを通過 4時間26分
タイムは予定通りだが、身体は予定以上に疲弊している
後半を同じペースで行くのは無理だと判断して目標変更だ
次なる目標は『ひたすら耐えろだ!』
毎度毎度でわかっているここからの約10kmはきついのだ
11月に沖サバ400kmを完走したことで
もしかしたら100kmってちょっと楽に感じるんじゃないかと少しでも考えた自分が愚かだ!
たっぷりと数十キロにも及ぶ地獄のロードがスタートした
相変わらず気持ちが悪い
吐いてスッキリすればいいが、そのまま動けなくなる可能性もはらんでいる
息も上がりやすくなってきた
真謝の坂を上ったエイドにMがいた
苦悶の表情でエイドを後にしていた
軽く水分補給をし、言葉にならない言葉をかけ、脚が潰れているMを抜いていく
自分も苦しいがここで引き離さないと、この後いつ復活するかわからない
あ~きつい あ~気持ち悪い
身体がきつくなるとメンタルもやられてくる
自問自答を繰り返す
『本当に限界なのか?』と自分に問いただす
『いや 沖サバでもっと地獄を見たはずだ この程度は問題ないはずだ』
淡々と走っていたが、寒気がしてきて鳥肌が立ってきた
それに呼吸が荒い
少し危ないと判断して、歩きを入れ呼吸を整える
こうなると復活を信じて進むしかない
エイドでは必要な補給を行い、まず正常な状態に戻す様に心掛けた
少しずつではあるが復活の兆しが出てきた
70km地点
以前近くに住んでいたことがあり、よく走ったコースを進む
辛くて辛くて堪らない
前半のツケが回ってきたようだ
すると同じ上野の尊敬する決して年相応には見えない身体を持ち、
いつも黒いアスリートおじさんWさんとそんな父をいつも冷ややかな目で見ている可愛い娘が
私設エイドをひらいてくれていた
クエン酸と水を頂く 本当にありがたい
身体に活力が湧いてきた感じだ
何とか走り続けれる状態まで復活してきた
東平安名崎の入り口に着いた
ここから約4kmの往復すれば80km地点になる
すれ違う選手はみな辛そうに見えるが、確かな足取りで軽快に走っていた
灯台に着く手前で子どもたちの呼ぶ声が聞こえるが、振り返る余裕もない
もう少し元気な状態で会うつもりだったが、現実はボロボロだ
復路でKさんとすれ違う、その差2kmちょっとか
走り続ければ追いつかれることはないだろうが、油断はできない距離だ
80kmを過ぎ82kmのレストステーションに着いた
いろいろ食べたいが胃があまりうけつけない
選択を間違うといつでもリバース可能な感じだ
フルーツを頂き、水分をとり
残り18kmのロードに繰り出す
ここからは険しい坂道が続くが、よく走りに来るまさしくホームロード
身体にはきついがメンタルには1㎜もダメージはない!
呼吸が苦しくなると数歩歩きを入れ、呼吸を整えまた走り出すを繰り返した

あっという間に七又の坂を越え
残り10kmとなるインギャーのエイドに到着した
補給を素早く済ませ出発する
ここまでくれば気持ちは楽だが、身体が言うことをきいてくれない
そんな身体の声を無視し、残りの距離を潰していく
もう進むしか道はない

上野を過ぎゴールがある下地に入る
ここまで来たら誰にも抜かれたくないので、何度も後ろを確認するが後続は見当たらず
そしてゴール会場のアナウンスがやっと聞こえてきた
ゴールはすぐそこだ!

子供たちと手を取りゴール!!

総合17位 9時間41分14秒
悲願の宮古勢1位だ!!
1番取るのに6年かかった
決して特別な才能があるわけでもなくコツコツやって来たことが実を結んだ

ただもう来年を見据えている
年代別優勝まで12分差だった
あくまで結果論だが12分差はもっと頑張れば詰めれる差だったはずだ
ん~今は何を言っても負けは負けだ
来年ぜひ結果で示したい!!
次は表彰台だ!!!
◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ 90分 6,000円
島割 全コース1,000円引き
出張費無料!!!
マッサージではありませんが、全身スッキリ感があって気持ちいいですよ!!
営業時間 9:00~18:00
定休日 日曜日
ご予約はお早めに!
090-2828-6793(予約制)
今回で6年連続の出場になる
目標は9時間切りだ!つまりサブ9!!
ただし達成できる確率は10~20%だろうと考えていた
50kmまで様子をみて行けそうなら狙いに行く作戦だ!
早朝5時にスタートの号砲がなる
設定ペースはキロ5分~5分20秒だ
真っ暗の中、まずは来間大橋を少し走り折り返し
ここから北上を続け伊良部島を目指す
街に入る辺りでちょうど10kmになる
時計に目をやると、52分
いい感じだ
やがて伊良部大橋に到着した
いつもは風が強い橋の上も今日は穏やかだ
長い長い橋を淡々と進む
トップの選手が橋を渡り折り返してきた
同じ生物とは思えない速さで駆け抜けていく。。。
伊良部島に着いた後、すぐに折り返しまた橋を渡る
橋の中腹辺りで20km
設定ペース通りにきている
疲れももちろんない!絶好調だ!
いつもはスタートからゴールまで家族が車で追いかけながら応援してくれるが、
今回は娘の学校の行事と重なった為、行きの伊良部大橋での応援後、次に会うのは東平安名崎になる
応援がないと結果が出ないと思われるのも情けないので
絶対に負けれないと密かに思っていた
宮古島に戻りここからは池間島までひたすら北上する
気持ちのいいペースで距離を刻んでいく
30km地点を通過
少し疲れを感じるが、誤差の範囲内だ
つまり気のせい
今年こそは宮古勢1位を是非とも勝ち取りたい
最大のライバルは昨年宮古勢1位の保良の宿屋のオヤジMと
抜群の安定感レジェンドKさんだ
Mとは100kmは2勝3敗で負け越しており
毎年負けた方がパフェを奢るという健全な賭けをしている
レジェンドKさんに至っては1度も勝てていない。。。今年こそは!
トップの選手がぶっちぎりで池間島を折り返してやってきた
意味不明なスピードで駆けて行く。。。
池間大橋に近づくにつれ、上位の選手が橋を折り返してやってくる
毎年出ている特徴的な選手は覚えている
最初は全く歯が立たなかったが、今では同じレベルで走れていることが嬉しくなる
自分の1年間の成長がよく分かるのがこのポイントになる
池間大橋を走りながら前を行くMを探す
ん?あれか?その差700~800mくらい
やっぱりそうだ!
すれ違いざま顔を見合わせる
明らかにいつもと違う表情で余裕がなさそうだ
やはり痛めている足がきついのか?
それに思ったより差があいてないので驚いているようにも感じられた
池間島に到着後すぐに折り返し、しばらく進むとフルマラソンの距離になる
今年も安定のフルの自己ベスト更新だ
橋を渡り切った所で、Kさんがいた
その差3kmってとこか
何とかこの差を維持したい
46.5km地点のレストステーションについた
長居は無用なので、預け荷物から補給のジェルを取り出し
ポケットにしまい先を急ぐ
気温も高くなり内臓もダメージが蓄積してきた
毎回前半の50kmは準備運動だと公言してきているが、もちろんそれなりにきつい
ただ後半の苦しさに比べると前半の苦しみは記憶にないくらいの差はある
吐き気を伴いながら50kmを通過 4時間26分
タイムは予定通りだが、身体は予定以上に疲弊している
後半を同じペースで行くのは無理だと判断して目標変更だ
次なる目標は『ひたすら耐えろだ!』
毎度毎度でわかっているここからの約10kmはきついのだ
11月に沖サバ400kmを完走したことで
もしかしたら100kmってちょっと楽に感じるんじゃないかと少しでも考えた自分が愚かだ!
たっぷりと数十キロにも及ぶ地獄のロードがスタートした
相変わらず気持ちが悪い
吐いてスッキリすればいいが、そのまま動けなくなる可能性もはらんでいる
息も上がりやすくなってきた
真謝の坂を上ったエイドにMがいた
苦悶の表情でエイドを後にしていた
軽く水分補給をし、言葉にならない言葉をかけ、脚が潰れているMを抜いていく
自分も苦しいがここで引き離さないと、この後いつ復活するかわからない
あ~きつい あ~気持ち悪い
身体がきつくなるとメンタルもやられてくる
自問自答を繰り返す
『本当に限界なのか?』と自分に問いただす
『いや 沖サバでもっと地獄を見たはずだ この程度は問題ないはずだ』
淡々と走っていたが、寒気がしてきて鳥肌が立ってきた
それに呼吸が荒い
少し危ないと判断して、歩きを入れ呼吸を整える
こうなると復活を信じて進むしかない
エイドでは必要な補給を行い、まず正常な状態に戻す様に心掛けた
少しずつではあるが復活の兆しが出てきた
70km地点
以前近くに住んでいたことがあり、よく走ったコースを進む
辛くて辛くて堪らない
前半のツケが回ってきたようだ
すると同じ上野の尊敬する決して年相応には見えない身体を持ち、
いつも黒いアスリートおじさんWさんとそんな父をいつも冷ややかな目で見ている可愛い娘が
私設エイドをひらいてくれていた
クエン酸と水を頂く 本当にありがたい
身体に活力が湧いてきた感じだ
何とか走り続けれる状態まで復活してきた
東平安名崎の入り口に着いた
ここから約4kmの往復すれば80km地点になる
すれ違う選手はみな辛そうに見えるが、確かな足取りで軽快に走っていた
灯台に着く手前で子どもたちの呼ぶ声が聞こえるが、振り返る余裕もない
もう少し元気な状態で会うつもりだったが、現実はボロボロだ
復路でKさんとすれ違う、その差2kmちょっとか
走り続ければ追いつかれることはないだろうが、油断はできない距離だ
80kmを過ぎ82kmのレストステーションに着いた
いろいろ食べたいが胃があまりうけつけない
選択を間違うといつでもリバース可能な感じだ
フルーツを頂き、水分をとり
残り18kmのロードに繰り出す
ここからは険しい坂道が続くが、よく走りに来るまさしくホームロード
身体にはきついがメンタルには1㎜もダメージはない!
呼吸が苦しくなると数歩歩きを入れ、呼吸を整えまた走り出すを繰り返した

あっという間に七又の坂を越え
残り10kmとなるインギャーのエイドに到着した
補給を素早く済ませ出発する
ここまでくれば気持ちは楽だが、身体が言うことをきいてくれない
そんな身体の声を無視し、残りの距離を潰していく
もう進むしか道はない

上野を過ぎゴールがある下地に入る
ここまで来たら誰にも抜かれたくないので、何度も後ろを確認するが後続は見当たらず
そしてゴール会場のアナウンスがやっと聞こえてきた
ゴールはすぐそこだ!

子供たちと手を取りゴール!!

総合17位 9時間41分14秒
悲願の宮古勢1位だ!!
1番取るのに6年かかった
決して特別な才能があるわけでもなくコツコツやって来たことが実を結んだ

ただもう来年を見据えている
年代別優勝まで12分差だった
あくまで結果論だが12分差はもっと頑張れば詰めれる差だったはずだ
ん~今は何を言っても負けは負けだ
来年ぜひ結果で示したい!!
次は表彰台だ!!!
◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ 90分 6,000円
島割 全コース1,000円引き
出張費無料!!!
マッサージではありませんが、全身スッキリ感があって気持ちいいですよ!!
営業時間 9:00~18:00
定休日 日曜日
ご予約はお早めに!
090-2828-6793(予約制)
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