宮古島の整体と足つぼと時々超ウルトラのけんけん堂

青い海とさんご礁に囲まれた宮古島の整体屋けんけん堂日誌

地獄からの招待状

先日1通の封筒が届いた

なに?なに?


『沖縄本島1周マラソン実行委員会』より

内容はこうだ

けんけん堂様、貴方は2018年「沖縄本島1周サバイバルラン」に於いて、見事完走されましたので2019年11月22日~25日に開催される、2019年「沖縄本島1周サバイバルラン」に優先エントリー頂けます。


。。。。。。



去年のレース中

何度出たことを後悔したか?

何度リタイヤを考えたか?

足の腫れも尋常じゃなかっただろう?

もう2度と出たくないから頑張れたんじゃないのか?




わかっているもう答えは出ているよ





沖縄本島1周サバイバルラン 沖サバ けんけん堂




今年も再び

幻覚に会いに

幻聴を聴きに

ただひたすら沖縄を1周してくる



目標はもちろん完走だが

1秒でもいいから去年の自分を負かしたい



あ~何故か楽しみでしかたない

11月が今から待ち遠しい



◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ  90分 6,000円

島割 全コース1,000円引き出張費無料!!!

マッサージではありませんが、全身スッキリ感があって気持ちいいですよ!!

営業時間 9:00~18:00 
定休日 日曜日 

ご予約はお早めに!
090-2828-6793(予約制)
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3月のお休みのお知らせ

急ではありますが、

3月2日㈯~10日㈰までお休み致します


◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ  90分 6,000円

島割 全コース1,000円引き
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第29回宮古島100kmワイドーマラソン大会

今年もやって来た!新春の苦行100kmワイドーマラソン

今回で6年連続の出場になる


目標は9時間切りだ!つまりサブ9!!

ただし達成できる確率は10~20%だろうと考えていた

50kmまで様子をみて行けそうなら狙いに行く作戦だ!



早朝5時にスタートの号砲がなる

設定ペースはキロ5分~5分20秒だ


真っ暗の中、まずは来間大橋を少し走り折り返し

ここから北上を続け伊良部島を目指す


街に入る辺りでちょうど10kmになる

時計に目をやると、52分

いい感じだ


やがて伊良部大橋に到着した

いつもは風が強い橋の上も今日は穏やかだ

長い長い橋を淡々と進む


トップの選手が橋を渡り折り返してきた

同じ生物とは思えない速さで駆け抜けていく。。。


伊良部島に着いた後、すぐに折り返しまた橋を渡る

橋の中腹辺りで20km

設定ペース通りにきている

疲れももちろんない!絶好調だ!


いつもはスタートからゴールまで家族が車で追いかけながら応援してくれるが、

今回は娘の学校の行事と重なった為、行きの伊良部大橋での応援後、次に会うのは東平安名崎になる

応援がないと結果が出ないと思われるのも情けないので

絶対に負けれないと密かに思っていた



宮古島に戻りここからは池間島までひたすら北上する


気持ちのいいペースで距離を刻んでいく

30km地点を通過

少し疲れを感じるが、誤差の範囲内だ

つまり気のせい




今年こそは宮古勢1位を是非とも勝ち取りたい

最大のライバルは昨年宮古勢1位の保良の宿屋のオヤジMと

抜群の安定感レジェンドKさんだ

Mとは100kmは2勝3敗で負け越しており

毎年負けた方がパフェを奢るという健全な賭けをしている

レジェンドKさんに至っては1度も勝てていない。。。今年こそは!



トップの選手がぶっちぎりで池間島を折り返してやってきた

意味不明なスピードで駆けて行く。。。



池間大橋に近づくにつれ、上位の選手が橋を折り返してやってくる

毎年出ている特徴的な選手は覚えている

最初は全く歯が立たなかったが、今では同じレベルで走れていることが嬉しくなる

自分の1年間の成長がよく分かるのがこのポイントになる



池間大橋を走りながら前を行くMを探す


ん?あれか?その差700~800mくらい

やっぱりそうだ!

すれ違いざま顔を見合わせる

明らかにいつもと違う表情で余裕がなさそうだ

やはり痛めている足がきついのか?

それに思ったより差があいてないので驚いているようにも感じられた



池間島に到着後すぐに折り返し、しばらく進むとフルマラソンの距離になる

今年も安定のフルの自己ベスト更新だ

橋を渡り切った所で、Kさんがいた

その差3kmってとこか

何とかこの差を維持したい




46.5km地点のレストステーションについた

長居は無用なので、預け荷物から補給のジェルを取り出し

ポケットにしまい先を急ぐ


気温も高くなり内臓もダメージが蓄積してきた


毎回前半の50kmは準備運動だと公言してきているが、もちろんそれなりにきつい

ただ後半の苦しさに比べると前半の苦しみは記憶にないくらいの差はある



吐き気を伴いながら50kmを通過  4時間26分

タイムは予定通りだが、身体は予定以上に疲弊している

後半を同じペースで行くのは無理だと判断して目標変更だ

次なる目標は『ひたすら耐えろだ!』



毎度毎度でわかっているここからの約10kmはきついのだ



11月に沖サバ400kmを完走したことで

もしかしたら100kmってちょっと楽に感じるんじゃないかと少しでも考えた自分が愚かだ!

たっぷりと数十キロにも及ぶ地獄のロードがスタートした



相変わらず気持ちが悪い

吐いてスッキリすればいいが、そのまま動けなくなる可能性もはらんでいる

息も上がりやすくなってきた


真謝の坂を上ったエイドにMがいた

苦悶の表情でエイドを後にしていた

軽く水分補給をし、言葉にならない言葉をかけ、脚が潰れているMを抜いていく

自分も苦しいがここで引き離さないと、この後いつ復活するかわからない





あ~きつい あ~気持ち悪い

身体がきつくなるとメンタルもやられてくる

自問自答を繰り返す

『本当に限界なのか?』と自分に問いただす

『いや 沖サバでもっと地獄を見たはずだ この程度は問題ないはずだ』




淡々と走っていたが、寒気がしてきて鳥肌が立ってきた

それに呼吸が荒い

少し危ないと判断して、歩きを入れ呼吸を整える

こうなると復活を信じて進むしかない

エイドでは必要な補給を行い、まず正常な状態に戻す様に心掛けた



少しずつではあるが復活の兆しが出てきた


70km地点

以前近くに住んでいたことがあり、よく走ったコースを進む

辛くて辛くて堪らない

前半のツケが回ってきたようだ


すると同じ上野の尊敬する決して年相応には見えない身体を持ち、

いつも黒いアスリートおじさんWさんとそんな父をいつも冷ややかな目で見ている可愛い娘が

私設エイドをひらいてくれていた

クエン酸と水を頂く  本当にありがたい 

身体に活力が湧いてきた感じだ

何とか走り続けれる状態まで復活してきた




東平安名崎の入り口に着いた

ここから約4kmの往復すれば80km地点になる

すれ違う選手はみな辛そうに見えるが、確かな足取りで軽快に走っていた



灯台に着く手前で子どもたちの呼ぶ声が聞こえるが、振り返る余裕もない

もう少し元気な状態で会うつもりだったが、現実はボロボロだ


復路でKさんとすれ違う、その差2kmちょっとか

走り続ければ追いつかれることはないだろうが、油断はできない距離だ



80kmを過ぎ82kmのレストステーションに着いた

いろいろ食べたいが胃があまりうけつけない

選択を間違うといつでもリバース可能な感じだ

フルーツを頂き、水分をとり

残り18kmのロードに繰り出す


ここからは険しい坂道が続くが、よく走りに来るまさしくホームロード

身体にはきついがメンタルには1㎜もダメージはない!

呼吸が苦しくなると数歩歩きを入れ、呼吸を整えまた走り出すを繰り返した

宮古島 ワイドーマラソン 2019 けんけん堂 ビブラム

あっという間に七又の坂を越え

残り10kmとなるインギャーのエイドに到着した

補給を素早く済ませ出発する



ここまでくれば気持ちは楽だが、身体が言うことをきいてくれない

そんな身体の声を無視し、残りの距離を潰していく

もう進むしか道はない

宮古島 ワイドーマラソン 2019 けんけん堂


上野を過ぎゴールがある下地に入る

ここまで来たら誰にも抜かれたくないので、何度も後ろを確認するが後続は見当たらず



そしてゴール会場のアナウンスがやっと聞こえてきた

ゴールはすぐそこだ!

宮古島 ワイドーマラソン 100km  けんけん堂

子供たちと手を取りゴール!!

宮古島 ワイドーマラソン 100km  けんけん堂


総合17位 9時間41分14秒
悲願の宮古勢1位だ!!

1番取るのに6年かかった

決して特別な才能があるわけでもなくコツコツやって来たことが実を結んだ

宮古島 ワイドーマラソン 100km  けんけん堂

ただもう来年を見据えている

年代別優勝まで12分差だった

あくまで結果論だが12分差はもっと頑張れば詰めれる差だったはずだ

ん~今は何を言っても負けは負けだ

来年ぜひ結果で示したい!!

次は表彰台だ!!!




◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ  90分 6,000円

島割 全コース1,000円引き
出張費無料!!!

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営業時間 9:00~18:00 
定休日 日曜日 

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沖縄本島1周サバイバルラン2018

いよいよこの時がやってきた!

何百回とイメージはしてきた!

後は実現するだけだ!


沖縄本島1周サバイバルラン2018

沖縄本島一周サバイバルラン2018 けんけん堂

大会概要をさらっと説明すると

スタート ゴールが沖縄国際ユースホステル

総距離400km
制限時間72時間

ただしチェックポイントが3か所

第1チェックポイント 残波岬(34km・5時間)
第2チェックポイント 辺戸岬(128km/162km・24時間)
第3チェックポイント 海中道路西口信号付近(131km/293km・48時間)

この時間までに各チェックポイントを通過しないといけない

つまりタイム設定がかなりシビアになっている



今回は全国から集まった64人の勇者たちがこの大会に挑む!!

スタートは12時

一斉にスタートすると道路が混みあうので
2分間隔の10人くらいずつのグループスタートになる



まず目指すは

第1チェックポイントのある残波岬34kmを5時間以内に到着しないといけないが
元々故障していたとか何かトラブルがなければまず問題ないだろう


沖縄本島を走るのはこれで3回目になる

もちろん過去2回も超ウルトラだ

お蔭でコースも大分覚えてきたし、地名もわかるようになってきた



残波岬までは目標タイムは4時間だ

淡々と走っていく

那覇から浦添 宜野湾 北谷 嘉手納と進んでいく

もうこのコースは4回目になる すっかりお馴染みだ


読谷に入る頃にはちょっと坂が増えるがたいしたことない

なんせまだまだ元気!疲労ゼロだ!


やがて第1チェックポイントの残波岬に到着した

3時間51分

予定通りに到着した


残波岬のエイドで沖縄そばを頂く うまい!身体に染み渡る


この大会では公式エイドはないが、
こうやって私設エイドという形で所々サポートしてくれる

スタッフの方達も選手同様ほぼ寝ないでいろいろな所でサポートしてくれる
本当にありがたい

こういうボランティアの方達のお蔭で選手も思い切った挑戦ができるところもあると思う



先は長いのでゆっくりはしてられない

次は第2チェックポイントの辺戸岬(128km/162km・24時間)

遠いね。。。


恩納村に入る頃にはスタートから50kmくらいだろうか

約6時間 いい感じだ

ちょっと疲れが出てきた感じがするが、まあ気のせいだろう

なんせ50km走ってもまだ8分の1

つまり50kmを後7回走る。。。疲れたなんて言えないよね?




この辺りからは夜になり、いよいよお楽しみのナイトランのスタートだ!


恩納村を抜けるといよいよ名護に入る

名護から直接北に抜けて辺戸岬まで行ければいいが、そうはさせてくれない

本部 今帰仁へと向かう



名護の街に入ったとこで、お腹が空いたのですき家に入った

何にするかメニューをみて考えていると

ぞくぞく選手が入ってきた

最終的に5~6人の汗だくでリュック背負ったランナーが飯をむさぼり食っていた

ごめん すき家




お腹を満たしたところで、本部に向かう

ちょうどこの辺りは逆走だが今年1月走っていたのでなんとなく覚えていた


美ら海水族館を過ぎた辺りが100kmくらいになる

たしか13時間をちょっと過ぎくらいだった気がする

ここまでは予定通りできている



今帰仁に入るとアップダウンが多くなる

上りは歩き、下りと平坦な道はなるべく走り距離を稼ぐ

今日は満月だ

月明りとヘッドライトを照らしながら淡々と進む





やがて58号線にでた 約120km地点

もうすでに体験したことのない異次元の世界にきている


ここから辺戸岬までは北にただひたすら道なりに進む

距離にしてフルマラソン1本分になる


しばらく単調な道が続く

疲れてきてはいるがまだまだ走れる

走りと歩きを交互に織り交ぜ足を休ませながら淡々と進む



50~60km前から気持ちが悪く吐き気がしていた

でも食べないことには先には進めない

132km道の駅おおぎみのエイドに着いた

何が食べれるのか?

なんとお粥があった 迷わず頂く

身体に染み渡る

もう一杯頂く    復活だ!!

第2チェックポイント辺戸岬まで30km



夜が明け最北部の国頭に入った

国頭は去年初めて参加したT.O.F.R2017で初めてリタイヤした場所になる

思えばあの時のリタイヤがあったからこそ、ここまで来れた気がする

絶対に自ら負けは宣言したくない!



最北部のコンビニに着いた

ここのコンビニを過ぎればこの先100km以上コンビニはない

必要な物だけを買いコンビニに別れを告げる

今度は辺野古で会おう


もう24時間以上起きているがちっとも眠くない

もしかして寝なくても大丈夫なんじゃないかと少し思っていた

まだ眠くて眠くてたまらない辛さをこの頃は知らなかった



しかし辺戸岬は遠い

確実に近づいてはいるが一向につかない

手持ちの飲み物もなくなったので

次の自販機で買おうと思い先に進むがなかなかない

ちょっとヤバいな 

確実に脱水の症状が出始めている

それにハンガーノックもチラホラ顔を覗かせている

走ることも出来なくなり、足元もおぼつかない

水道水でもいいのでとにかく水分が欲しい


小さな集落がみえてきた

きっと商店があるはずだ

もしなければその辺りの住人に水をお願いしよう

フラフラになりながら目を凝らす



あった!!!

パンとジュースを買う

歩きながら補給をする   復活だ!




辺戸岬まで数キロの所から激坂が始まる

あと少しあと少しなんだ


やがて辺戸岬の案内板が現れる

そこからさらに坂を上り下りを繰り返すと見えた!

よっしゃー!

第2チェックポイントの辺戸岬162kmに到着だ!!

22時間3分 いい感じだ 理想のタイムでつけた


知ってはいたが162km走ってまだ半分も行っていないという絶望

だが裏を返せばまだ楽しみが半分以上あるという幸せ


とにかく22時間かけたウォーミングアップは終わりだ

ここから本当の戦いが始まる

次の目的地は第3チェックポイント 海中道路西口信号付近(131km/293km・48時間)

あまり余裕はない

軽く補給を済ませ辺戸岬を後にする

噂によるとここからがトラウマ級のコースらしい







本当だ。。。

激坂 激坂 激坂のオンパレード

もちろん上りは走れるわけもなく歩き続ける

下りは痛みが伴う

終わりが全く見えない

越えたら現れ越えたら現れ

坂坂坂坂坂坂坂坂坂坂坂坂



坂の合間に集落がみえた

よしちょっと休もう

一軒だけあった食堂に入り、とんかつ定食を頂いた

やや重い気がしたが、おいしく完食した

近くに芝生の広場があったので横になる

眠れはしないが目を閉じ5分ほど休んだ

少し元気を取り戻しゆっくりではあるが走り出せた



まだまだ坂が続く

もうレースが始まり24時間以上たっている

段々と眠気がやってきていた

まだいけるまだいけると思ったが足元がおぼつかない

フラフラしてきた

どこかで仮眠しよう

ちょうど道路の端に横になれそうなとこがあった

アスファルトの上に横になり、目を閉じる

約10分横になり2回くらいカクッと落ちた気がする

10秒くらいだろうか眠れたのは

それでもかなりスッキリした



まだまだ坂地獄は続く

上って下って上って下って

戦うこと約6時間次のエイドに到着した

安波193km 30キロ進むのに6時間もかかった

スタッフにこの先の状況を希望を込めてきいてみた

け 「ここからは先はどんな感じですか?」

ス 「50kmは同じ様に続きます 辺野古まで」






えーーーーーーーーーー!!50km!!!!

心の声 (今やっとの思いで30km進んだのにここからさらに50km坂地獄。。。メンタルが持つのか、しかもこれから夜になるし)



冷静を装い共同売店でラーメンを買う

あ~うまい 汁まで飲み干す




。。。行くか



宣言通り坂が登場!  もういいよ。。。


ん?ちょっとだけ優しくなっている気がする

頑張れ自分!ここは踏ん張る時だ!


辺りも薄暗くなってきた

なんだあれ?

樹が動物に見えた

気のせいだろうと思ってさらに前方に目をやると

色んな動物や人、樹が動けばそれらも動いてみえる

でも近くによると勿論いろんな種類の樹や植物だ

幻覚だ!

憧れの幻覚にここであえた

スタートから約30時間睡眠も10秒ほど

いよいよ脳がぶっ壊れ始めていた


幻覚のお蔭で逆に目がさえてきた

沖サバ楽しいじゃないか!


気付けば200kmを越え、東村に入っていた

東村を抜ければ次は名護だ



少しづつ民家の明かりがみえる

いつになったら温かいお布団で寝れるのだろうか?

月曜だよ!(今土曜)
(脳内独り言)

真っ暗な山道を一人ヘッドライトの明かりのみで進む

もちろん外灯はない

さらに幻覚がよくみえる

不思議と怖さはまったく感じない



夜も深まりまた眠気が襲ってきた

近くにハブがいないか確認し、道路の端っこで横になる

身体が冷えて寒いが眠くて堪らない

5分ほど横になり、何度か落ちることができた




延々と続く山道を進んでいく

遠い 辺野古までが


同じ様な景色がループしている

みんな戦っているんだ!負けるわけにはいかない!



少しずつ少しずつ家が増えてきている

遠くに街の明かりもみえてきた




いよいよ辺野古へ通じるトンネルがみえてきた

あれ?あそこにスタッフがいるぞ!




幻覚だった




トンネルを抜け坂を下りしばらく進むと見えた

辺野古250km 40時間17分 エイドで味噌汁を頂く

あ~うまい 染み渡る

数人の選手が先に休んでいた



ゆっくりしたいが後7時間30以内にフルマラソン一本分走らないといけない

重い身体で走り出した

今までの坂地獄に比べると楽なもんだ

淡々と距離を稼ぐ

宜野座村 金武町と入る



辺りも明るくなってきた

急がないと

遠くに第3チェックポイント海中道路がみえる


久しぶりの街中だ


ん?ここはどこだ?

どうやら道がわからなくなった

辺りに人はいない

信号で止まった車に声を掛け道をきく

やさしく教えてくれた ありがとう


言われた通りに進む

走るスピードが遅くなった分1km1kmが長く時間がかかる

まだかまだか

また信号で止まった車に声を掛けて道をきく

どうやらもう少し先らしい

「乗るか?」と笑顔で言われたが、お礼だけいい勿論お断りした



前方にこちらに向かって手をふっている人がいる

どうやら先にリタイヤした沖縄のKさんだ

ここを通るみんなに道案内をしてくれている

ありがとう ありがとう ありがとう


第3チェックポイントまであと数キロだ

走ったり歩いたりを繰り返し進む



やがて海がみえてきた


またまた先にリタイヤした選手が応援にきていた

本当に元気づけられる ありがとう ありがとう


みえた!数人のスタッフに迎えられ

第3チェックポイント 海中道路西口信号付近293km到着だ!

47時間30分 関門30分前

エイドで食べ物を頂き、横になる

目を閉じるがやはり寝れない10分ほど横になり身体を回復させる

ここまでくればほぼ完走できるらしい

24時間で約100km走ればいいだけだからだ

しかしもうすでに300km近く走っている

身体はそれなりにボロボロだ



皆がゆっくりする中そそくさとエイドを出発した

この時は15時間くらいで行けるだろうとかなり甘い考えだった

ここから本当の沖サバが始まった


300km近く進んでまだ走れる自分に驚いたが、なぜか頭がボーとする

景色も何層にも幕が張っているみたいにみえる

10kmほど進み

お腹が空いていたのですき家に入って大盛牛丼セットを頂く

これで大丈夫と思い、固まった脚を少しずつ動かし進むが

一向に改善しない


次第に歩く時間が長くなる

走ろうと試みるが身体がどんどん動かなくなっていった

夕方になり辺りも暗くなってきた

物凄い睡魔が襲ってきていた

眠い眠くて眠くて堪らない

ガードレールか何かに捕まり10秒くらい目を閉じる

少し眠気がましになるがまた眠くなる

数回それを繰り返し先に進む


足に貼ったテーピングを張りなおそうと少し広くなった所で座り、足の手入れを始めたが

一つのことをするたびに寝落ちしている

目も半分くらいしかあいてない感じだ

そのままここで寝ようと思ったが何しろ風が当たって寒い

それに震えが止まらない

固まった脚を引きずりながら寝場所を探す



囲われているバス亭があった

長椅子の上に横たわる

すぐに寝たが、寒くておそらく5分くらいしか眠れなかったが

少しスッキリした

もう脚はカチカチに固まり数分掛けて少しずつ動かしていく

いろいろなことを試みるが走れない

痛みは勿論あるが、動かしたくても動かない感じだ

速く歩いているつもりだが、おそらく通常歩行より遅いだろう

やばいこのままでは時間内完走が危ういがどうしようもない




しばらく歩を進めるがさらにスピードは落ちる一方


はっそうだ!あれを使おう!

ふくらはぎに着けるコンプレッション カーフスリーブだ


bicks_r2v2_3[1]

経験上圧の変化で動き易くなるはずだ

座れそうなとこを見つけて装着する

脚が浮腫んできているので、着けずらいが何とかはけた


一歩踏み出してみる    いける!いけるぞ!!

さっきより早く歩けている

なんならちょっと走れるぞ



中城村 西原町 与那原町ときた


あれ?ここはどこだ?

どうやら道に迷ったみたいだ

ボーッとする頭で考えてみるがさっぱりわからない

前方に交番がみえた

迷子になったリュックを背負ったランニングおやじが交番で道を尋ねた


ありがとうお巡りさん


無事コースに戻り先を急ぐ

見えたエイドだ 佐敷330km



軽く補給を済ませ出発する

しかし眠い

足元がおぼつかないとはこのことか

歩きながら目を閉じ、たまにハッとする

もう一度どこかで仮眠をとろうか?

しかしあまり時間に余裕はない

一度寝た方が効率はいいはずだ寝場所を見つけたら寝よう



バス停があった少々寒そうだが、しょうがない眠いのだ

サバイバルシートにくるまり目覚ましを1時間後にセットする

寒くて何度も起きるが30分間横になれた

おかげで脚がガチガチに固まり動かない

少しずつ動かし可動域を広げていく


何とか歩けるようになった


坂道が続いている

国頭に比べると全然ましだが、身体にかなり堪える

だが時間もあまりない 出来うる限りの早歩きで坂道を進む



知念岬入り口を通過する

延々とアップダウンの連続だ



8時までに喜屋武岬まで行かないと完走が厳しくなってくる

ここまできてリタイヤは絶対嫌だ!!

もうこんなにきつい沖サバなんか絶対二度と出たくない!

だからこそなんとしても完走するんだ!!



しかしなにをどうやっても走れない

もう50kmくらい歩いている

手も浮腫み脚もパンパンになってきた



強烈な睡魔がまたやってきたダメだ

立ってられない 街路樹に足を掛け、5分くらい寝た

ガチガチになった脚を叩き鼓舞する

もうすぐで朝がくる急げ 本当に間に合わないぞ


少しずつ明るくなる  

ここはどこだ?本当に道はあっているのか?

ここで迷子はもうタイムアウト確実だ

やばい 走れ走れ!


10時間くらい走ることができなかった脚が走れてきた

????なぜ???

自分でもわからなかったが、この際どうでもいいとにかく先を急ごう



ついに喜屋武岬に続く交差点に着いた

時計に目をやる

大丈夫だこのままいけば8時までには間に合いそうだ


砂利道を通る 400km近く走った足裏には相当応える

しかもビブラムには余計に突き刺さる


7時50分なんとか喜屋武岬に着いた!


あとはここからゴール沖縄国際ユースホステルを目指すだけだ

もうゴールまで20km弱4時間あればいける


最後の力を使い果たしたのかもう走れない

走れないのならばできるだけ早く歩くんだ

骨盤を左右に捻り腕を振る

もうなりふり構っていられない



残り10kmちょっとになり前方や道路の反対側から手を振って

リタイヤした選手が応援に来てくれていた

なんて良い奴らなんだ 大きな力を貰った

何が何でもゴールしないと!

そこから一人の戦友がゴールまで伴走してくれた


疲労と眠気でずっと頭がボーとしている

自分は今何をやっているのか?

どこに向かっているのか?がたまにわからなくなる


彼に全てをゆだねた

もう自分の思考回路はゼロだ

沖縄本島一周サバイバルラン2018 けんけん堂

最後のエイドに着いたここからゴールまで約7km

止まるともう動けないのでそのままゴールに向かった


さっきよりも苦しい

気を抜けば意識がぶっ飛びそうだ

1km1km距離を刻むが長い遠くに見える街がなかなか近づかない

隣で献身的にサポートしてくれる戦友の為にもゴールしてお礼をいいたい


まだかまだか

心は既にもう折れている 只々ゴールを目指すだけ




はっ見えた!ゴールの目印の鳥居だ




大会スタッフが笑顔で手を振っている

ハイタッチをかわす

此処を曲がればゴールだ


選手、大会関係者、数十人の人たちが待っていてくれた


最後は戦友と手を握りみんなの待つゴールへ

彼は泣いてくれていた

涙はとられたが一緒にゴールできて嬉しかったよ 本当にありがとう


ピッ最後の計測を行った

記録71時間26分16秒 総合20位

ありがとうございました!


やった!!!全てを出し切った

足も皆が引くくらい腫れていた


初めての沖サバ想像以上に過酷で身体へのダメージも過去最大


レース後主催者の方にお礼をいい

もうでません!宣言もしてきた



3日ぶりにお風呂に入り、少し寝てからホテルに帰った

打ち上げがあるので、少し休もうと久しぶりにベッドに横になる

しかし気付けば夜だった

どうやら一瞬で寝たらしい

打ち上げにも行けず皆にあいさつもできなかった



また来年?いやもう出ないよ。。。今はそう思っている 今はね



◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ  90分 6,000円

島割 全コース1,000円引き
出張費無料!!!

マッサージではありませんが、全身スッキリ感があって気持ちいいですよ!!

営業時間 9:00~18:00 
定休日 日曜日 

ご予約はお早めに!
090-2828-6793(予約制)

総距離400km 制限時間72時間の旅へ

400kmっていったいどれくらいだろうか?


フルマラソン 約9.5回
ワイドーマラソン 4回
宮古トライ 約2回
直線距離で東京-神戸間
宮古からだと那覇や台湾へも行ける

あと地上から国際宇宙ステーションまで約400kmらしい
もし月が上空400kmにあったら


つまりわざわざ走る距離ではない!
乗り物使えだ!


ただ、人は走るために生まれた生き物 本能が走れ!という





4年前いつか出たいと思っていたが、いつかは勝手にやってこない

この4年間はコツコツコツコツ少しずつ積み上げてきた

もうワイドーでは宮古勢上位の常連、表彰台もそう遠くない

苦手だったフルでもいい成績を残すことも出来てきた

それに今年1月の240kmのレースでも好成績を収めることができた

まだまだ実力不足だがやってみようと思う


これだ!!


沖縄本島1周サバイバルラン2018



沖縄本島をがっつり一周する国内屈指の過酷なレース

総距離 400km 
制限時間 72時間

この為に積み上げた4年間のコツコツを全力でぶつけてくる!!
無理して無理して無理して無理をする!限界なんかないのだから


コンディションは人生最高だ!



23日(金)昼12時長い旅のスタートだ!

応援よろしくお願いします。

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◇宮古島 整体けんけん堂◇
○整体 60分 4,000円
○足つぼ 30分 3,000円
○整体+足つぼ  90分 6,000円

島割 全コース1,000円引き
出張費無料!!!

マッサージではありませんが、全身スッキリ感があって気持ちいいですよ!!

営業時間 9:00~18:00 
定休日 日曜日 

ご予約はお早めに!
090-2828-6793(予約制)